卒業生からのメッセージ(日本航空㈱ 矢尾板恭平さん)

受験生の皆さまへ

初めまして。2019年に日本大学生産工学部機械工学科を卒業し、現在は日本航空㈱でボーイング737-800型機の副操縦士昇格訓練を行っております、矢尾板恭平と申します。

私は幼い頃から機械や乗り物が好きだったため、生産工学部への入学を決めました。授業には、エンジンの分解や組み立てを行ったり、旋盤を操ったり、機械を設計したりと、実践的なものが多くありました。高校までの机に向かう勉強とは違い、実際に手を動かして機械と向き合う時間は楽しくて仕方ありませんでした。

また生産工学部は、私の将来の夢を見つめ直す場にもなりました。実は私は、大学在学中は飛行機の整備士を目指していました。パイロットは幼い頃からの夢でしたが、学力や健康面からパイロットになりたいという夢をあきらめていたのです。
しかし生産工学部には、夏休みの期間を利用してアメリカへ飛行機の免許を取りに行くための授業があり、私も3年生の夏休みにJALが生産工学部とタイアップした企画に参加しました。そして、軽飛行機の操縦桿を初めて握ったとき、一度あきらめたパイロットという夢が、絶対にパイロットになるという決意に変わりました。

大学在学中には授業、サークル、研究室などでさまざまな方との出会いがあり、さまざまな経験ができます。自分の夢を追いかけ続ける意志を固めたり、新たな夢と出会うきっかけとなり得るのではないでしょうか。皆さまにとっても、その舞台が日本大学生産工学部であったら嬉しく思います。

矢尾板恭平

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